発表の概要Amazon Adsは、2025年11月11日(米現地時間)に開催された年次カンファレンス「Amazon Ads unBoxed 2025」において、広告主のキャンペーン計画・開始・最適化プロセスを簡素化するAIエージェント「Ads Agent(アズ・エージェント)」を発表しました。同社はAds Agentを「広告主様がキャンペーンを計画、開始、最適化する方法を簡素化するAIエージェント」と位置づけており、ターゲティングセグメントの特定、数百のキャンペーンにわたるペース設定(入札・配信量の調整)、高度な分析のためのSQLクエリ生成など、時間のかかるタスクを自動化することで、広告運用の効率化を図ると説明しています。Ads Agentの役割と機能Amazon Adsによると、Ads Agentは次のような業務を支援するAIエージェントとして設計されています。ターゲティングセグメントの特定数百件規模のキャンペーンにわたる入札・ペーシング等の調整高度な分析のためのSQLクエリの生成データに基づく推奨事項の提示と、分析の簡素化また、Ads Agentは、これらの推奨や自動化を行う際に「透明性と制御性」を提供することが明記されています。利用できるプロダクトと主要ユースケースリリース時点で、Ads Agentは次のAmazon Adsプロダクト内の特定ページで利用可能とされています。Amazon Marketing Cloud(AMC)Amazon DSPのマルチメディアソリューションAmazon Adsは、Ads Agentが提供するスキルとして、主に次の3つを挙げています。キャンペーンの大規模な作成と最適化Amazon DSPキャンペーンのオペレーションを合理化カスタムメディアプランをアップロードすると、Ads Agentがキャンペーン構造や広告グループの作成を代行自然言語での指示により、複数キャンペーンの一括最適化も可能例:「広告費用対効果(ROAS)が2未満のすべてのキャンペーンを一時停止する」と指示すると、該当キャンペーンの一時停止作業を実行キャンペーンターゲティング支援Amazon DSPキャンペーン向けに、関連性の高いオーディエンスへ効率的にリーチするためのターゲティング提案Ads Agentが何千ものオーディエンスセグメントをレビューし、該当キャンペーンに最も関連するAmazonオーディエンスセグメントやキーワードを提案広告主は提案内容を確認・絞り込み・適用するフローで利用Amazon Marketing Cloud(AMC)でのインサイト抽出支援AMCおよびSQLに関するスキルを備えたエージェントとして、ビジネス上の質問を自然言語で入力すると、複雑なオーディエンス分析やSQLクエリの作成を支援分析過程においてリアルタイムのユーザーガイダンスを提供し、インサイト獲得までのプロセスを簡素化これらの機能により、メディアプランをアップロードするとAds Agentがキャンペーンを設定し、広告主が内容を確認・承認した後にキャンペーンが開始される、というワークフローが提示されています。提供地域と対象ユーザーAmazon Adsは、Ads Agentの利用可能地域は次のとおり。北米:米国、カナダ、メキシコ南米:ブラジルヨーロッパ:英国、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、ベルギー、スイス、ポーランド、オーストリア、オランダ、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイルランド、デンマーク、ルクセンブルク中東:イスラエル、エジプト、トルコ、モロッコ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、バーレーン、クウェートアジア太平洋:オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国、インド、シンガポールAmazon Marketing Cloud(AMC)にアクセスできるすべてのユーザー、Amazon DSPのマルチメディアソリューションの米国ユーザーが利用可能とのことです。(出典:Amazon公式「Introducing Ads Agent: A new AI-powered ad operations assistant」https://advertising.amazon.com/ja-jp/resources/whats-new/unboxed-2025-introducing-ads-agent)